鉄が漆をまとう
鉄の輪郭に、漆が静かに重なっていく。
強さの上に、艶が生まれます。
素材としての鉄と漆を並べるのではなく、
そのあいだに生まれる表情をすくい取るように、かたちにしています。
使い方は決めていません。
器としても、インテリアとしても、自由に生活に寄り添います。
焼付け漆

焼付漆を使用し、鉄の表面に塗布した漆をオーブンで焼き付けています。
漆をまとうことで、水や酸性の環境でも鉄は錆びにくく保たれます。
また、耐熱温度は約200度。日常の使用に十分耐えうる強度を持ちます。
重ねた工程と性質の中で、光沢と深みが生まれます。
時間とともに

光の入り方や、置かれる場所によって、少しずつ意味が変わっていく器です。
使い込むほどに、暮らしの中に馴染んでいきます。
完成させるのではなく、
時間の中でゆっくりと育っていく存在として設計しています。
鉄まぶし

鉄を加工する過程で生まれる鉄粉を、漆の上にそっと張りつけ、そのまま焼き付けています。
削り出された痕跡が、表面に静かな表情として現れます。
鉄工所ならではの仕上げ加工です。
製品リスト
